そろそろ一学期の成績表が返される頃になりました。皆さん、結果はどうでしたか?
社会で苦労されている生徒さんは多くいることだろうと思われます。
がむしゃらに暗記しようとしている生徒さんには、「丸暗記は効率が悪いよ」とアドバイスさせて戴いております。
たとえば地理。仮に東海地方のテスト対策を試みたとします。主な「工業生産品として軽金属、オートバイ、楽器」、「農業では茶とみかんの生産が多い」、「焼津は漁港として栄えている」と覚えるのって大変ですよね。
そこで視点を変えてみましょう。
静岡にはヤマハというメーカーがあります。オートバイにも、楽器にも軽金属は使われていますよね。
またお茶やみかん、あるいは魚も、そのままにしていたら傷んでしまいます。保存するには缶詰にするとよいですよね。缶は当然、軽金属です。
「なぜ東海工業地域では軽金属業が盛んなのか」と掘り下げたら、工業だけでなく、農業や漁業との関わりも見えてきます。
いたずらに丸暗記するのでなく、「どうして?」と立ち止まって考えてみると全体像が見えてきます。
暗記で大切なことは、一つひとつの情報をただむやみに覚えるのではなく、全体を捉えることにあります。
絵を描くときもそうですよね。まず大まかに輪郭をとり、少しずつ細かく仕上げていきます。いきなり目だけを丁寧に描き、次は鼻を…という風に描いていたらバランスがおかしくなります。
これは社会も同じです。
アルゴではただ知識を伝えるだけでなく、その背景や原因についても授業で触れています。
この夏、苦手教科を克服しませんか?
立ち止まり方が分からない人は、ぜひアルゴにまでご連絡ください。
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ご連絡をお待ちしています。