実力テストの返却が始まりました。点数がUpすることは本当に嬉しいのですが、必ずと言ってよいほどケアレスミスがあります。
ケアレスミスは文字通り、注意力不足のために起こるミスです。本来ならば、防げるはずのミスですね。わずか1点で合否を分ける入試では、ケアレスミスは取り返しのつかないことになりかねません! ここまで一所懸命勉強してきたのに、ケアレスミスでの失点は、あまりにも痛すぎますよね。
全く分からないで落とした点数も、ケアレスミスで落とした点数も、一様にマイナスです。「ケアレスミスだから仕方ないか…」ではなく、解法が求められずに落とした問題以上に反省しましょう。
見直しの精度を上げること、これがケアレスミスの対処法だと思います。人は誰しもミスを起こします。符号ミス、スペルミス、問題の読み間違い…こうしたミスを他人事にしないことが肝要です。むしろ「自分は過去のテストから考えると、必ずミスをする筈だ」と、考えるようにしましょう。
私は中学時代に50分の問題ならば20分以内で解くようにしました。その後、最初からもう一度、解き直します。一度解いているので、15分程度で済みます。そして二つの解答で食い違っている問題をもう一度、解き直しました。
この解答法を実践するためには、スピードが大切です。暗算するよりも、視覚でも解法を追えるように、しっかりと途中式も書きましょう。
またテストに限らず、問題を解いたら、必ず見直しをする習慣をつけましょう。普段は見直しをしないで、テストの時だけ行えるとは考えづらいです。
「たぶん大丈夫」は、ケアレスミスの温床となります。中間試験では、決して繰り返さないようにしましょうね。