最初に1つ確認しておきます。ノートをとる目的って何でしょうか?
中学生にとって、ノートには3つの目的があります。
①提出物目的
1つ目は、提出物で高得点を取るための目的です。
学期の終わりにノートを集めて、それを平常点に入れる先生はたくさんいます。平常点は内申点を上げるための大切な要素なので、手抜きはできません。
②テスト勉強用
2つ目は、テスト勉強のときに自分がどれだけ頑張ったかを確認するためです。
テスト勉強をするときに、毎回たくさんの単語や文章を書くと思います。これを全て1冊のノートで行えば、そのテストのときに自分がどれだけ勉強したかが一目瞭然です。きちんと勉強量が増えていればいいですし、少なくなっていたら反省しないといけません。
ノートはそのチェック目的として大切です。
③授業のメモ用
3つ目は、授業でしか学べない要素をメモしておくものです。
授業の中には、教科書やワークに載っていない内容で、先生が大切だと思うことがたくさん出てきます。これをメモするのにノートは必須です。
では平常点を上げるためには、どのようにノートをとればいいのか。
実はこれは、非常に簡単です。
教師の立場になるとわかるのですが、教師は自分が持っているクラス全員分のノートをチェックしないといけません。つまり、何が書いてあるかを見ている時間はほとんどありません。
だから、見た目が全てです。つまりやることとしては、黒板に書いてある内容を、綺麗な字で、色や図をたくさん使って見やすく書くことができれば、ノート点は高得点になるわけです。
これは、一言で言うと、「丁寧に書こう」という意識を持てば誰でもできることです。そういった意識を持てるかどうかです。
【さらにノート点を上げるための工夫】
①写真やグラフを貼る
インターネットで見付けた写真やグラフ、広告のチラシの写真で関係性のある写真などをノートに少し貼ると、ノート点を上げるポイントになります。
②授業ごとに最後に感想を加える
1回の授業分のノートを書き終えたら、最後に少しその授業の感想を加えましょう。この部分を少し色を変えて目立たせることで、他の生徒が書いていない内容を書いている!というアピールが出来ます。
テスト勉強で利用するノートの使い方
テスト勉強でノートを使うときは、とにかく字の綺麗さは関係ありません。色や図を使う必要もありません。汚い字でいいので、とにかくがむしゃらに勉強するという意識が大切です。
後は何も意識せずに、「絶対に成績を上げるぞ」という気持ちでがむしゃらに勉強してください。