東大入試では、2016年度入試より後期日程が廃止されました。
センター試験においては、前期日程・推薦入試ともに[文類]5教科8科目または6教科8科目、[理類]5教科7科目を必須としています。
二次試験においても前期日程で文類・理類ともに4教科を課すなど、受験に必要な教科・科目が多くなっています。そのため、多少の得意・不得意はあってもすべての科目を満遍なく得点しなければなりません。
また、前期日程の場合は、センター試験の得点が110点に圧縮され、二次試験の440点と合わせて合計550点満点で合否判定が行なわれます。二次試験のウェイトが高くなっているため、センター試験を軽視する受験生も見られます。
しかし、東大入試では出願者がある一定の人数を超えると、センター試験の得点を用いて第1段階選抜が実施されます。そのため、いくら二次試験対策を万全に行なっていても第1段階選抜で不合格となると二次試験へ進むことができませんので、センター試験もしっかりと対策して臨みましょう。