今日は高校生にも役立つ情報をお届けしたいと思います。
1月から12月にはそれぞれ異名があります。現在でも時々使われますので、すでに全部ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、古文ではよく出題されます。それらを語呂で覚える方法をお伝えします。
月の異名は、1月から順に
1月……睦月(むつき)
2月……如月(きさらぎ)
3月……弥生(やよい)
4月……卯月(うづき)
5月……皐月(さつき)
6月……水無月(みなづき)
7月……文月(ふみづき/ふづき)
8月……葉月(はづき)
9月……長月(ながつき)
10月……神無月(かんなづき/かみなづき)
11月……霜月(しもつき)
12月……師走(しわす)
となります。
12月を師走と呼ぶのはよくあることなので、すでにご記憶のことと思いますが、それ以外も覚えるのは、結構大変です。
そこで、それぞれの月の読み仮名の初めの1字を、1月から11月まで順に並べて
「むきやうさみ ふはながし(無興三味 譜は長し)」
と覚えます。
ちなみに、意味は「興味のない三味線の楽譜は、ただ長いだけ」です。
文系、理系を問わず、覚えておくと役立ちます。