先月、NHKスペシャルの再放送を観ていたら、遺伝子には運命を変える仕組みがあることが、最新の研究でわかったと紹介されていました。たとえば、記憶や音楽など、能力に関わる遺伝子にはスイッチがあり、コントロールができるそうです。この能力のスイッチの数は全部で2万個以上で、オン、オフの切り替えができることがわかりつつあります。
たとえば、記憶力の衰えは脳の神経細胞を成長させる遺伝子がくちゃくちゃになっていることが原因と考えられますが、運動することでそのくちゃくちゃがほどけ、DNAスイッチがオンになり、記憶力がアップする可能性があるそうです。また、音楽の能力に関するDNAスイッチをオンにするには、たくさんの音楽に触れるのが良いそうです。
つまり、後天的な努力によって、遺伝子レベルで、それぞれの能力を向上させられるということです。非常に希望が持てますね。
この夏を、ともに頑張ってDNAスイッチをオンにし、「運命を変える」夏にしましょう。