先々週の土曜日から夏期講習会が始まり、その前の期間には三者面談などがあり、しばらくブログはお休みさせていただきましたが、今日からまた、合間を見て書いていきたいと思います。
さて、今日は数学の図形問題を解く際のコツをお伝えします。それが「図は大きめに、正確に」です。
図形問題には図が与えられているものもありますが、紙面の都合上、充分大きな図とは言えない場合が多いです。また、中には図が与えられていない問題もあります。ですから、自分で適当な大きさの図を描く必要があります。
そこでよく、「図は大きめに、正確に」描くようアドバイスするのですが、大体みなさん、最初は小さめの図を描きます。しかし、それでは必要な情報を書き込めなかったり、書き込めたとしても読み取りにくかったりします。
また、2つめの「正確に」ですが、これはある程度、訓練が必要です。ですから、問題を解く際には必ず正確に描くよう心掛けましょう。大きめで正確な図が描け、そこにわかっている辺の長さ、角度などの情報が見やすい字で書き込めれば、それを見ただけで解法がわかることがよくあります。このことは高校入試、大学入試のどちらにも共通して言えます。
これから図形問題を解く際には、是非、「図は大きめに、正確に」描くよう心掛けてください。