こんにちは！富山医薬個別指導塾TIPSです。
今日は模試をテーマに少しお話をしたいと思います。
皆さんは
「模試って何のために受けるの？」
という疑問を抱いたことはないでしょうか。
実際僕自身も高校生のころ、模試の前日になって
「明日模試だけど何を勉強したらいいんだろう？」
と悩んだ記憶があります。
では、何のために受けるのでしょう？
一番大きな目的は、現時点で自分がどの分野を解けていなくて、
この先どの分野を勉強しなければならないのかを知るということです。
模試で解けなかったところというのは、
急に抜き打ちで出されると解けない分野であり、
受験本番までには確実に解けるようにしておかなければならない分野です。
模試があるからそれに向けて勉強をするということより、
模試が終わった後、解けなかった範囲を勉強するということの方が
はるかに大事です。
そうは言っても、点数が悪かったらお母さんや先生に怒られるし、
少しでも点数をあげるような何かはないのか…と思う人もいると思います。
しかし考えてみてください。
そもそも受験生のゴールは大学入試です。
模試がゴールではありません。
模試はあくまでもゴール(大学入試)に行くための手段なのです。
その模試でいい点数を取るよりも、
解けなかった問題から自分の不得意分野を知ることの方が
何倍も意味があります。
まとめると、
・模試は普段の勉強の延長上にあるので、模試の前に特別行う勉強はない
・模試は受ける前より受けた後の方が重要である
・自分の弱点を知るツールなので、点数を過剰に意識しなくてよい
(ただし志望校を決める入試直前の模試は別)
ということです。
模試に対しては人それぞれ様々な捉え方があるとは思いますが、
ぜひ参考にしてみて下さい。
