こんにちは!大志ゼミナールの土肥です。
暖かい今季の冬も残すところあと1ヶ月。新学期に向けての準備も大詰めですね。
高校・大学入学試験も近づき、なんとかして受かりたいと思っている受験生も多いのではないでしょうか?
この時期になるといつも、私が受験生の頃に聞いた先生の助言をよく思い出します。本番の前日で高まりすぎた緊張をほぐしてくれた体験もあり、まだ心に残っています。
「明日の朝食はご飯と豆腐の味噌汁!」
受験とは話がずれたまさかの一言に思わず笑ってしまったことを覚えています。
いつも勉強を頑張っている生徒に「がんばれ」と言い続ける必要はありません。代わりに「GOOD LUCK!」と緊張がほぐれる言葉をかけてあげたいですね。
さて、今回は入試問題でも定番の記述・作文・小論文にちなんで意見を伝えるおすすめの方法の一つをご紹介します。
"人を動かす"のではなく"人が動きたくなる"ものを書く
「動かす」と「動く」。一見似ているように感じられますが、意味が全く異なります。前者は指示、命令のように人を他人が意図する通りに仕向ける印象があり、一方後者は、自主的、能動的な意味合いが強く他人が直接言わなくても勝手にやってくれる印象があります。
文書を見る側は、難しい言葉や美しい言葉をあまり求めていません。書いた本人の熱意や本気度、使命感といった"体温ある言葉"を見たがっています。
テストや就職試験も同様、正解・不正解は相手が求めているかどうかです。それはきっと設問分に書いてあると思います。
採点者及び読者が〇をあげたくなる(×を出したくならない)文になっていますか?
これまで自分が学んだことを発揮できていますか?
結論や自分の主張を正しくかけていますか?
自分の意見が全て伝わるとお互いに嬉しく感じます。ふとした発言をきっかけに人とのつながりを得たいものですね。