それは「足を引っ張る迷惑親」の存在だった
迷惑な親度チェックに挑戦してみよう
次の10の項目のうち、自分の行動や考えに当てはまるものはいくつありますか?
その数で、あなたの「迷惑な親」度を判定します。
つい、建て前を言いたくなる気持ちはわかりますが、くれぐれも正直にお答えください。
CHECK!
1.家族で「落ちる」「すべる」という言葉を使わないように申し合わせている
2.巷で「高校入試関連記事」を見かけたら、必ず熱心にチェックする
3.周りからのわが子に関する評判や噂話を聞くと、つい本人に伝えてしまう
4.子供の将来について、親である自分が誰よりもわかっている
5.夫婦のあいだで、進学や子供の事についての意見が食い違っている
6.子供の進路は、結局は社会を知っている親が決めてやるのがいい
7.両親ともに高学歴で教育熱心で、自分たちの人生を「成功」だと思っている
8.子供に向かって「あなたのためを思って」というフレーズをつい使う
9.高校、大学のことは何もわからないので、子供が行きたいところに行けばいい
10.将来は、とにかく名の通った大企業に就職して親を安心させてほしい
あなたはいくつチェックがつきましたか?さあ、判定してみましょう。
あなたの「迷惑な親度チェック」結果発表
チェックの個数で診断してみましょう。
7個以上の方はAタイプの「迷惑このうえなし!?親」
3~6個の方はBタイプの「ちょっぴり迷惑!?親」
2個以下の方はCタイプの「受験生の親のカガミ!?親」
の部分をお読みください。
A.
「迷惑このうえなし!?親」タイプのあなた
あなたは、無自覚かもしれませんが、子供に自分の考えを押しつけないと気がすまなかったり、子供を心配しているようでいて、実は自分の心配をしていたりする、とっても迷惑な存在。この機会に己の罪深さに気づいていただければ幸いです。
B.
「ちょっぴり迷惑!?親」タイプのあなた
あなたは、受験生の立場を思いやって、接し方に気をつかっていらっしゃいます。それでも、考え方の違いや的外れな配慮によって、知らないうちに迷惑をかけていることもあります。この機会に、もう一度、自分の言動を省みてみましょう。
C.
「受験生の親のカガミ!?親」タイプのあなた
あなたは、受験生にとってひじょうに楽な親です。ただ、子供は親とのぶつかり合いで成長するという一面があります。迷惑をかけない親が「理想的な親」と言い切れないところが、親子関係の難しさです。いや、人間関係全般もそうですよね。
もちろん、受験や人生についての考え方は、親によってさまざまです。適切な接し方も子供のタイプによって違うでしょう。「受験生の親」としての「正しい姿」は、ひとつに決められるものではありません。思い当る節がある方もない方も、納得できる方も納得できない方も、なんらかのかたちでお役立てていただければ幸いです。