こんにちは。大志ゼミの土肥です。
先日、通学中の小学生が簡単な計算ゲームをしているのが聞こえました。
私事ですが、とても興味深い出来事に思えましたのでご紹介したいです。
ルールは実に単純です。
「1+1は?」「2」
「2+2は?」「4」
「4+4は?」「8」
「8+8は?」「16」
と1+1をスタートとし、出た答えを2つ足し合わせて答えを繰り返し出し続ける遊びです。
「八千百九十二」、「一万六千三百八十四」、「三万二千七百六十八」
までいくとお互い噛まずにいえるかも心配になりますね。
元々はそろばんを使って行う遊びのようですが、
2人組の小学生がこれをやりつくしたかのように
すらすら言っていたところに私は関心を持ちました。
実は、このゲームに出てくる数字について観察すると、
“ 4 = 2×2 = 2² “、
” 8 = 2×2×2 = 2³ “、
” 16 = 2×2×2×2 = 2⁴ ”
であり、
数学で覚えておきたい2のべき乗であることが分かります。
こういった特徴的な数字を子どものうちから感覚的に
覚えられていることに私は感心しています。
レベルアップしたゲームとして、
“ 1+1+1 = 3 ”、” 3+3+3 = 27 ” と足し合わせる数が3つになった3のべき乗シリーズや、
“ 1×1 = 1 ”、”2×2 = 4 ”、” 3×3 = 9 ” といった自然数の2乗シリーズもおすすめです。
遊びを通して無理なくものを覚えられるよい一例でした。