こんにちは。大志ゼミの鈴木です。
大学受験生の皆様、まずは国立前期の2次試験お疲れ様でした。
緊張した方も、すごく集中できた方も、ワクワクしながら臨めた人も、
それぞれにとって気づきのある体験だったのじゃないかなと感じます。
大志ゼミでは、2/25富山大学の理系の数学の試験について
北日本新聞社様より依頼のあった模範解答作成を担当し、
翌日2/26の朝刊で掲載いただきました。
期限があるものを出たところ勝負で解いていくって緊張感があるものですね。
解いたのは私ではなく土肥先生ですが、、笑
土肥先生から感想を聞くと、
すごく緊張したということと、普段とはやはり解く感覚が変わるというものでした。
土肥先生は、毎年全国の国立2次試験の数学を趣味で解いているほどの数学好きです。
高校生からのどのような質問に対しても、その場で問題を見て解説できるほど得意です。
それでも緊張すると、普段以上に力が入り、普段思いつくものが急に出てこなかったりする場面も
あったようでした。
どれだけ年季があっても、何年経っても、本番では緊張するのだな〜と感じました。
何が言いたいかというと、常に本番を意識して日々を過ごすことも大切なのではないか、
ということです。
本番には本番の空気感や、日常とは違う何かがあると思います。
例えば、部活もそうではないでしょうか?
わたし鈴木は、高校は野球部でしたが、
チーム内の模擬練習でどれだけヒットが打てていても、
試合になると模擬練習では考えていなかった感覚や感情も出てきます。
そうすると力が入り、いつも打てるはずのボールが思うように打てなかったりする。
練習と試合は雰囲気も違う。
ではどうすればいいか。
常に本番を想定して練習する。ということが大事と感じます。
イチロー選手は、素振り(バットを降る練習)でも、
毎回、ピッチャーをイメージし、どんな球が投げてくるかをイメージし、
それをどこに打ち返すか、までイメージしていたそうです(何かの記事で読みました)
本番に近い環境や状況を設定し、イメージできればできるほど、
練習でできていることがそのまま本番でできるようになるのではないでしょうか。
では勉強ではどうするのか。
例えばワークを解く時には、
なんとなく解いていくのではなく、解く時間を決めてやる。
時間を意識する習慣がつくと本番でもその感覚を持ち込めます。
あとは、正答率を目標設定して取り組む。
これも、本番では合格ラインが決まっている中で実施するので、
その感覚を得る練習になります。
あと試験本番が近づいてきたと時に、特にオススメなのは、
試験時間を同じ時間にスタートし、試験時間と同じ時間にストップする。
というものです。
例えば、いつも深夜に実践問題を解いている人。
実は試験本番は朝9時からスタートかもしれません。
身体のバイオリズムがあります。
身体が深夜に慣れていると、覚醒し切る前にテストの時間が過ぎてしまうかもしれません。
テストが近づいてきた時には、
テストの時間にベストパフォーマンスを出せる身体にしておくことも大事です。
大志ゼミでは、解いている中で、
本番を想定できるように、
「こんな観点は持っているか?」と問いかけていくことを意識しています。
一緒に、本番に強い感覚を持てるようになっていければと願っています。
まとめると、
・どこまで行っても本番は独特な雰囲気(緊張もする)
・日常から本番を想定した感覚を持てるようにすることが大事
・勉強頑張る本人が感覚を持つきっかけになる問いかけをしていくことも大切
高校3年生にとっては、あと少し!この調子!
中学生にとっても、このやりとりはっても大事!
心地よい新学期をそれぞれが迎えられるように、
引き続きご一緒していきましょう!