J.REACH Englishでは、小学生クラスからリーディングテキストを使用して、長文読解問題の基礎作りに努めています。
テキストのレベルが上がるにつれ、知らない単語が含まれていることが多くなり、どのクラスでも「Ms.Chi, what does ○○ mean?」と質問されることが増えてきます。
中には「How do you say ○○ in Japanese?」と直球の質問をしてくる子も。^^;
そんなとき、必要に応じて日本語での言い方を答えたりもします(例えば、figを日本語で何というか聞かれた際には「Ichijiku in Japanese.」と答えます)が、基本的にあくまでも英語でしか説明しませんので、大抵の場合、子どもたちは「~って意味かなぁ」と半信半疑な様子が多々見受けられます。
でも!教室ではある程度英語で説明した後、そのよくわからない単語の意味は子どもたちそれぞれの解釈に任せています。
日本語で意味を説明するのは容易いことですが、そうすると、子どもたちが英単語の持つ意味を一つの日本語で決めつけてしまうんですね。
例えば『have』。
学校や塾で「持つ」と最初に教えられてしまうのか、大半の子は「持つ」としか表現できません。しかし文によっては、「食べる」だったり、「ある」だったり、「飼う」だったりします。
英単語は基本的にイメージで捉えていってほしいので、J.REACH Englishではよほどでない限り、具体例を挙げたりして全て英語で説明し、解釈は本人たちに任せています。
高校/大学入試では長文読解と作文が重要になりますが、長文問題には必ず意味が分からない単語が出てきます。その時に、「単語の意味が分からないから読み進められない」という状況に陥らないためにも、子どもたちには自宅で(事前に単語の意味を調べておくなど)予習にあまり時間を割かないようにしてもらっています。
本音を言えば、長文読解問題なんかより、子どもたちと一緒にいろんな絵本を読んで感想を言い合ったり、絵本を通したアクティビティ(絵を描いたり、オリジナル物語を書いたり)を楽しみたいのですけどね…。