マイナス × マイナス = プラス になる説明の1つです。
右向きをプラスとします。
右向きに毎秒2mで進む人は、3秒後には6m地点にいます。
これを式で書くと、
2 × 3 = 6
となります。
また右向きに毎秒2mで進む人は、3秒前(-3秒後)には現在地から6m手前、つまり-6m地点にいます。
これを式で書くと、
2 × (-3) = -6
となります。
これを逆方向で同じように考えてみます。
先ほど、右向きがプラスだったので、左向きはマイナスとなります。
マイナスの方向に向かって毎秒2m、つまり毎秒-2mで3秒歩くので、
(-2)× 3 =-6
で、-6m地点にいます。
また、この人は3秒前(-3秒後)には、6m地点にいたので、つまり
(-2)× (-3) = 6
ということになります。