算数を教えていて、単位変換が苦手な子が、結構多いと感じます。
そこで、日常生活の例を挙げて説明するのですが、伝わりづらい時もあります。
例えば、1L = 1000mL の変換を教える時に、牛乳パックの例を挙げて、
「あれが1Lであり、1000mLでもあるんだよ」「牛乳パックに1000mLって書いてあるの、見たことない?」
などと言っても、意外と伝わりません。
そもそも、家で牛乳を飲む習慣が薄いorない子もいれば、牛乳は飲むけど、1Lのパックを細かいところ(内容量の表記)まで見たことがない子もいるようです。
500mLや2Lペットボトルで説明すると、多少理解してくれることが最近分かったのですが、
それでも、内容量を気にしている子は、かなり少ないようで、
「1L(=1000mL)はこれぐらいの量」、という意識が、薄いように感じます。
私も、「家に牛乳パックとか、ペットボトルとかがあったら、内容量のところを見てみると良いよ」
なんて話をするのですが、単位変換は、百聞は一見に如かずで、ただ公式を丸暗記するのではなく、
日常生活との結びつきも絡めて、覚えていくのが良いと思います。
(ただし、1dL=100mL は、なぜか日常生活でもほぼ使われていないので、暗記するしかないと思います。)