本年度(2021年度)から、中学英語の教科書が新しくなり、文法の学習範囲が変わったので、旧と新の教科書を比較してみました。旧教科書は、昨年度まで富山市などで採用されていた「サンシャイン」(開隆堂)、新教科書は、本年度から富山市などで採用されている「ニューホライズン」(東京書籍)です。
新教科書では、1年生で不定詞(名詞的用法)やThere is (are)~. 、過去進行形などを含んでおり、旧教科書では2年生で学んでいた内容を学ぶようになっています。また、新教科書の3年生では、現在完了進行形や使役動詞、仮定法過去という、これまで高校で学んでいた内容を含んでおります。
このような変化は、学習指導要領の改訂によるものですが、店頭に並ぶ学習参考書の中には、まだ新しい学習指導要領に対応していないものもありますので、お気をつけください。
新教科書は文法事項の内容が増えて難易度が高くなりましたので、対策として、学校の授業の予習復習をしっかり行い、必要であれば塾などを利用していただければと思います。
以上、中学英語に関する情報提供でした。参考にしていただければ幸いです。