今日は、塾選び主催の「佐藤ママ」の講演会が、富山駅近くの高志会館でありましたので、拝聴してきました。
佐藤ママこと佐藤亮子先生は、お子さん4人全員を東大理Ⅲに合格させた方で、多くのメディアにも取り上げられ、全国的に有名な方ですので、既にご存知の方も多いかと思いますが、今回初めてその講演をお聴きしてまず感じたのは、佐藤ママ自身がとても理知的であるということです。
「リビング学習」やストップウォッチを使った勉強法など、時間を強く意識した独自の工夫がなされていて、学習法が非常に効率的という印象を受けました。その詳細については、著書をご覧いただければと思いますが、私が拝聴していて一番印象に残った言葉は「人の子に言えないと思う言葉は、自分の子にも言ってはいけない」というものです。
自分の子が悪い点数を取ってくると、親はつい「こんな点しか取れないの」と言ってしまいがちですが、自分の親に言われると子どもはひどく傷ついて、トラウマになってしまいます。だから、佐藤ママは「人の子に言えるかどうか」を基準にして、言いたくなる言葉を我慢して、余計なことは言わないようにしたそうです。
「この親にしてこの子あり」を強く実感した一日でした。