今日は朝から厚紙で三角形をたくさん作りました。
「二等辺三角形とは?」→「2つの辺の長さが等しい」と答えられるのに、「以下の図形の中から二等辺三角形を選びなさい」と問われると、二等辺でないものを選んでしまう……。
その生徒さんの頭の中では何が起こっているのでしょう?
これは想像でしかないのですが、「長さ」の概念が、どこか理解できていないのかなと。定規で「何センチ何ミリ」と測ることでしか、長さを捉えていないように見えます。
算数(数学)において、「概念」を理解することはとても重要です。と同時に、「概念」を外から教えることって難しいなあ、と思います。
次々と登場する新しい「概念」を、何の苦労もなく理解できる方が大多数かもしれませんが、そうでない場合にどうやったらわかってもらえるのか……。
それぞれの生徒さんによって、わからないポイントは様々です。日々考えながら、工夫しながら、取り組んでいます。
まずは次回、厚紙の三角形を使って「二等辺三角形」選びをやってみようと思います。