テストの結果が返ってきて、結果が悪かったときは「よし、次こそは頑張るぞ!」「今日からはしっかりと勉強する!」と誓いを立てるなんてことはありませんか?しかし、いざ次のテストの前になるといつも通りで勉強量が増えることなく、終わってしまうのではないでしょうか・・・。
あの時は固く決意したはずなのに、どうしてこんなことになってしまうのでしょう。
主な理由としては 「単純に忘れてしまっている」ということ が考えられます。
その時は落ち込むほど成績が悪かったのですが、「時が傷をいやしてくれる」という言葉があるように、時間がたってしまって、その時の落ち込んだ気持ちが自然と消えてしまっているということが考えられます。勉強でも同じですよね。その時は覚えていても時間がたてば忘れてしまう。だからノートにメモを取ったり、問題集を解いたりするわけです。
そこで、決意も忘れないようにするためには「落ち込んだ気持ちを紙に書く」ということが効果的です。「あぁなんて自分はだめなんだ。どうしてあの時勉強しなかったんだろう。いつも遊んでしまうなぁ〜 … 」など、紙に愚痴を言うような気持ちで、もやもやとした気持ちを書き、次のテストが近づいてきたら、それを振り返って読んでみてください。また、普段勉強をしている机の前など、毎日、目のつくところに置いておくともっと効果的です。
実のところ成績が上がり続けるなんていうことはめったにありません。
どんなに勉強していてもいつかは成績が下がります。
(上がり続けたらみんな 100 点満点になってしまいますからね・・・。)
この絶対に誰でもやってくる「成績が下がる時」が勝負の分かれ目なのです。
さらに下がるか、前以上に跳ね上がるかは、失敗を生かすかどうかにかかっています。
ジャンプをする前には一度しゃがまなくてはいけません。
次の大きなジャンプに向けて、しっかり反省し、決意を忘れないようにしてください。