みなさまこんにちは。
先日の『苦手』も大切にしよう!のブログを読んでくれた生徒からこんな悩みを打ち明けられました。
知春先生、私、自分の苦手はわかるんです。音痴だし、スポーツもできんし数学大っ嫌いだし…でも得意なことが何かイマイチわからん…
うむ。そうか。
いや、でもそれってさ、得意なことがあってもなかなかカテゴライズしたり言葉化しづらいものだったりするんじゃないの?
そういって私は彼女にmultiple intelligences(多重知能理論)を紹介しました。
1983年ハーバード大学教授 ハワード ガードナー氏のTheory of Multiple Intelligences (多重知能理論)とは、人間の能力は8つのカテゴリーに分かれていて、誰しもがその中のどれかにヒットした知能を持っているという考え方です。わたしも大学の専攻が心理学だったので馴染みがあったのですが、日本ではまだうっすらと一部の人たちにしか周知されていないのではないでしょうか。
さてではこのMIの8つのカテゴリーどのようなものがあるのか。
1) naturalist…博物的知能
2) bpdily-kinesthetic…身体運動的知能
3) musical…音楽的知能
4) logical-mathematical…論理・数学的知能
5) interpersonal…内省的知能
6) intrapersonal…対人的知能
7) linguistic…言語的知能
8) spatial…空間的知能
日本の教育では教科として当てはめることができるものは大々的に評価の対象となりますが、5)、6)8)などはなかなか自分でも認識しづらく、周囲からも定義づけて褒めてもらうことが少ないかもしれません。
ちなみにこの相談してきた生徒は、周りをよく見て人の話をじっくりと聞きちゃんとリスポンスできたり、しっかり目標に向かって努力ができる人。つまりboth interpersonal and intrapersonal smartなのです。
みなさんはどのsmartnessに当てはまりますか?(^▽^)/