願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃
これは平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した歌人である西行法師の和歌です。
桜という花は、昨今話題となっている日本最古の歌集『万葉集』でも和歌の題材として詠まれているように、古くから日本人に愛されてきた花ですね。
今週の日曜、その桜を観に、日本三大夜桜の1つとして有名な高田城に行ってきました。写真はそのときのものです。毎年百万人以上の観光客が来るらしく、流石に見事なものでした。現地のガイドさんのお話通り、さくらロードの照明は紫がかっていて、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出していました。
さて、桜といえば、受験において志望校に合格することを「サクラサク」と表現することがあります。今年も合格発表の日は、連絡が来るまでドキドキしながら待ったものです。当日に連絡がつかないと「ダメだったのかな」などと思い、後日、合格の連絡が入って、ホッとするといったことがありました。
来年も花見の前に多くの「サクラサク」に立ち会えるように、これからの日々を頑張りたいと思います。