こんにちは。個別指導塾のアルゴの岩木です。
今日は私が高校を卒業する時の、陸上部の送別会の話をしようと思います。
部活の送別会というと、最後に卒業生からのメッセージを伝えるコーナーがあります。
普通は「皆さんありがとうございました」とか、「頑張ってください」とか、そういう内容を伝えるかと思います。
もちろんそういう内容は伝えますが、その学年唯一のインターハイ選手ということもあり、ありきたりな内容は避けようと考えていました。
色々考えた結果、そのコーナーで私は、開口一番に後輩たちに挙手制のアンケートをとりました。
(周りは突然何を言い始めるんだ、と若干ざわついていましたが…)
そこでとったアンケートは2問です。
1問目は「現時点(3月時点)で、来年度の目標がある人?」
これは、全員手が挙がりました。
2問目は「このまま部活の練習を積んでいけば、その目標を達成できるという自信がある人?」
残念ながら、手を挙げたのは全体の2割くらいでした。
思わず軽い説教をしてしまい、厚かましい先輩として卒業しました。
卒業後も後輩たちが気になって、ちょくちょく結果を確認していたのですが、ここで興味深かったのが、
なんと2問目で手を挙げた人たちは、ほとんど全員、自己ベストを大きく更新していたのです。
逆に手が挙がらなかった人は、ベストを更新した人もいましたが、あまり振るわない結果になっていた人が多かったです。
あまりの相関の高さに、卒業して10年以上たった今でも印象に残っています。
部活以外にも、同じことが言えると考えています。
「目標を立てたが、このまま続けていけばちゃんとそれを達成できるのか?」
これを常に意識して行動できる人は、本当に素晴らしい人だと思います。
私自身も偉そうに言っていますが、簡単に見えて、実はとても難しいことだと思っています。
中学生は、これからテストという生徒が多いです。
各自目標があるかと思いますが、是非「ちゃんと目標を達成できるか?」を常に意識して、テストまでの数日間、頑張ってください!