日本語で「~に」を意味する英語の前置詞として、主なものに、in、on、atの3つが挙げられます。これらの使い分けが苦手な人が多いと思いますので、今日は簡単に解説します。
まず、前置詞inはon、atと比べて「より広い範囲の内部」を表します。「場所」を表すのはもちろんのこと、派生して「期間」も表します。
Taro lives in Tokyo. (太郎は東京に住んでいます)
I usually stay in Karuizawa in summer. (私は夏の間はたいてい、軽井沢に滞在しています)
といった具合です。
次に前置詞onですが、これは「面への接触」、つまり「対象物が面に接触していること」を表します。
I saw a photo on the wall.(私は壁にかかっている写真を見ました)
また、onも inと同じく「時間」も表しますが、inよりも範囲の狭い特定の日(日付・曜日など)を表す場合に使います。
I will see you on Monday. (月曜日に会いましょう)
といった具合です。
最後に前置詞atですが、これは「一点」を表します。onよりもさらに範囲が狭いイメージですね。
There is a woman at the gas station. (ガソリンスタンドに一人の女性がいます)
I usually get up at 7 o’clock.(私はいつも7時に起きます)
といった具合です。
それぞれの違いを理解して、正しく使い分けられるようになりましょう。