英単語や漢字などを覚えるときに、いろいろなやり方があると思います。
何回もノートに書いて覚えるやり方は定番ですね。
私は小学生のころ、漢字を何回も書いているうちに、
何か奇妙な図形に見えてきてことも…(笑)
英単語を暗記しようとして、何度も書くことは
やり方としてはいいと思います。
しかし、ただ書くことを繰り返すだけの「作業」になってしまうと
書いた割には覚えられていない…
単調な作業なのですぐに飽きてしまう…
などと感じることもあるのではないでしょうか?
英単語はしっかり発音して、スペルとの関係を感じながら練習したほうがいいですね。
さて、覚えることに時間をかけたとしても、
それだけで暗記がうまくいくとは言えません。
ちゃんと覚えているかどうか、必ずチェックする必要があるからです。
この点がおろそかになっていることが多いんです。
インプットばかりで、アウトプットが足りない典型です。
アウトプット…
それは、覚えたものが正しく書けるか(言えるか)をちゃんと確認すること
アウトプットをちゃんとやっていないと
脳は「必要な情報」として認識せずに、
その情報は、脳の深淵にあるデータベースに送り込まれて
すぐに取り出せない状態になっている…
これが「忘れた」状態です。
脳に必要な情報としてすぐに取り出せる状態にしたいのなら
何度もアウトプット(覚えたことを確認)することを心掛けましょう。
4~5回もアウトプットすれば脳は必要な情報として認識して
簡単には忘れなくなるはずです。
ただし、アウトプットには少しだけコツがあります。 それは!
①覚えている状態のうちに、アウトプットする
… 忘れてしまっていたらそもそもアウトプットできない
②間隔を少しずつ延ばしつつアウトプットする
… 短期記憶を長期記憶にするためです
え~っと何だっけ…と忘れてしまったことを思い出すのってストレスですよね。
でも、覚えているうちにアウトプットするのは快感ですよ。
だってサッと言えたり書いたりできるのですから。
脳は「快」の状態にしておくと本来の実力を発揮します。
好きなことや興味あることだったらあっという間に覚えるでしょ!
このとき、まさに脳は「快」の状態なんです。
覚えているうちなら、アウトプットのときに、不快な感情は抱かないはず。
それを3分後 0.5~1時間後、5~6時間後、24~72時間後…というように
少しずつ間隔をあけてアウトプットしてチェックしていきます。
その間隔や回数は個人差がありますので、自分なりのタイミングをみつけながら
トライしてみてください!
それでも、忘れてしまっていたら… 「くそ~」とかやけにならず、、
「やった~、忘れた~!」と両手を上げて忘れたときの喜びのポーズを(笑)
いいんです。いくつか忘れてても気にしない! 続けていれば必ず覚えられます!
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