数学が苦手な子はよく「やり方が分からない。」と言います。しかし、実際教えてみると、やり方は理解をしてる子がほとんどです。一から教えても、全く手も足も出ないということはほとんどありません...。
ですが、テストの時になるとなかなか解き切ることが出来ません。一体なぜなのでしょうか??
その理由は、数学に対する大きな誤解があります。
社会や英語の勉強の時は、みなさん「暗記」をします。しかし、数学になると、「能力」で解くものだと思っているのです。
例えば、「りんご=apple」だと皆さんは一生懸命覚えました。(小学生はこれから覚えます。)覚えたからこそ、テストで「りんごを英語で書くと?」と問われたら「apple」と答えることが出来ます。
しかし、数学だと「〜〜〜を求めよ?」と言われたら、解き方がパッと浮かぶことが、数学が出来ることだと思っているのです。確かに、数学をずっとしていくとパッと解き方や答えが浮かぶようになります。
ですがそれは間違いで、数学も暗記です。掛け算の九九はもちろん、方程式でも、文章題でも、図形問題でも基本は暗記です。解き方が分かるようになったことで、満足するのではなく、さらに解き方を覚えることに力を注いでください。そうすれば、テストの時にもぱっと答えが浮かぶようになります。
また、「覚えるって言ったって何を覚えればいいの?」という人は、ぜひ先生のところへご相談に来てください。