世の中は前代未聞のコロナ休校で大騒ぎでしたが、成和学舎ではマスク・消毒で対策のうえ、時間帯をずらしての完全1対1での受講を継続してきました。
この期間、家で過ごすしかない子どもたちと、塾に通って定期的に課題を受け取ることができる子どもたちとでは残念ながら大きな差がついてしまったと思われます。
数学が苦手でこの2月の終わりに通塾を始めた中学2年生の女の子がいました。
分数の計算やかっこを含んだ四則演算の計算ルールもあやしい状態でしたが
3月の集中特訓の結果、等式の変形、連立方程式の計算、一次関数のグラフと求式までマスターして、
自信をもって取り組むことができるようになりました。
学習においては何を、どんな順番で理解していくがが重要です。
大きなもれ、抜けを埋めていくためにはただがむしゃらに頑張るだけではなく
専門家のサポートのもと、合理的に、戦略的に取り組むのが最も効果的なのですが
この期間、2日~3日に一度のペースでの通塾を重ねた彼女は
数学の一つの重要分野において見事に苦手を克服したのです。
座標とは何か
変化の割合とは何か
傾きとは
切片とは
一次関数の一般式
グラフの描き方
一次関数の式の求め方
変域の意味
変域の求め方
これらの内容を、もし学校に通いながら、週に1~2回のペースで学習したならば
自信が持てるレベルまでマスターするには2カ月はかかったでしょう。
分からないことがその場で確認でき
分かるべきことを優先的に理解させることができる個別指導を
必要な頻度で受講できた
その幸運が短期間での攻略を可能にしました。
数学における一転突破は今後の他分野、他科目の学習においても自信になるでしょうし
行ける高校なんてあるの?という状態から
いよいよ行きたい学校を考えるスタートラインに立てるようになりました。
今後も彼女の頑張りを応援したいと思います。