「いよいよ受験本番、わが子にしてあげられることはある?」
「受験日が近いのに勉強していないみたい。ついわが子に、厳しい口調で注意してしまう」
受験本番が近づき、「親の方が焦って余計な一言を言ってしまい、子どもとケンカに…」なんてことありませんか?
こんにちは、子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」の教育ライター平です。
不安や焦りがでてくる受験直前、親としてできる限りのサポートをしたいですね。
家庭では「子どもの自信を高める」「リラックスできる環境を作る」など、子どもが受験勉強に専念し、当日実力を発揮できるようサポートすることが大切です。
本記事では、受験が近づき不安を感じている親御さんに向けて、受験前日・当日に親ができる心構えやサポート方法についてお伝えします!
まず、受験の前日に親ができること、5つをお伝えします。
持ち物の確認は、当日の朝になって慌てて準備することのないように、前日のお昼頃までに準備し、持ち物チェックまで済ませておきたいですね。
忘れても取りに帰ることができないので、受験票の忘れものは絶対に避けるようにしてください。
【持ち物例】
・受験票
・交通費
・筆記用具
・腕時計
・カイロ
・飲み物
・マスク
・軽食
飲み物は温かいお茶か白湯を、カイロやマスクは予備をいくつか用意しておくといいですよ。
軽食は、お腹が減った時にさっと食べられるおにぎりやチョコなどがおすすめです。
チョコなどの甘いものには、不安を和らげて精神をリラックスさせる効果があります。
子どもが普段から気にいっている、甘いお菓子を用意しておくのも良いですね。
受験当日は、天気の乱れや電車の遅延・交通渋滞も想定して、時間に余裕を持って家を出発したいですね。
交通手段は受験前日に慌てて調べると、不安で眠れなくなる可能性があります。
前日の昼頃までには電車の時刻や乗り換え方法、車やタクシーでの行き方など念入りに調べておいてください。
子どもにスケジュール管理を任せるのも大切ですが、親子で天気予報や交通機関、時刻表を一緒に調べておくと、トラブルがあったときに対応することができますよ。
受験前日の夜は温かいお味噌汁など消化しやすい夕食を、寝る3時間前には食べ終えておきたいですね。
寝る直前に食べると寝ている間にも胃腸が活動し、体が休まらないことがあります。
「受験当日にメニューが思い浮かばないかも…」と不安に思うなら、子どもに食べたいものを聞いて、献立を事前に考えておくのはどうでしょう。
【前日のおすすめメニュー】
・豚しょうが焼き
・シチュー
・炊き込みご飯
【当日のおすすめメニュー】
・みそ汁
・おにぎり
・おかゆ
・うどん
寒い部屋で勉強していると風邪を引きやすくなるので、暖房や加湿器を使ってうまく防寒対策をしておきたいですね。
部屋が寒いからと暖房の温度を高く設定してしまうと、温さで眠気が強くなるほか、乾燥して体内にウイルスが侵入しやすくなる可能性があります。
部屋が寒いと感じるときは、「暖房は弱めの設定」→「衣服で体温調節」→「加湿器をつける」など、3点を取り入れて体温調節してみてください。
寒さを感じやすい足もとや腰まわりをピンポイントであたためてくれる、小型のホットカーペットもおすすめです。
受験前日は、いつもより早めに就寝するようお子さんに伝えたいですね。
前日に遅くまで勉強していると、受験当日に疲れがでてしまう可能性があります。
受験前日の理想の睡眠時間は、8時間から10時間ですが、難しい場合でも最低でも7時間30分を切らないようにお気をつけ下さい。
おふろも就寝の2時間前には入り、しっかりと湯船に浸かって体を芯から温めておきたいですね。
次章では、受験当日に親ができること4つをお伝えします。
受験前日や当日は、親の不安を子どもの前では出さずに、なるべく優しい笑顔や言葉づかいを心がけたいですね。
つい忙しい朝は、「計算ミスは絶対しないように」「もっと早くから勉強しておけばよかったのに」など余計な一言を言ってしまい、親子げんかになりがちです。
親の何気ない一言からの口喧嘩は、子どもの心に大きなストレスを与えてしまいます。
余計なことをいってしまいそうなら、親自身が「カラオケに行く」「買い物をする」「友達とのおしゃべり」するなどして、事前にストレスを発散させておくのはどうでしょう。
受験当日は電車の遅延や交通渋滞を考えて、早めにお子さんを起こしたいですね。
お子さんが朝早く起きるのが苦手な場合、「1週間前からから早起きの練習をする」「目覚まし時計を何個も用意して準備」など、対策してみてください。
また脳が活発に動くのは、起床してから4時間後と言われています。
試験開始が9時なら朝5時に起きるなど、試験時間に合わせて起きる時間を逆算して考えるといいですよ。
ただあまり早く起きすぎると二度寝をしてしまう可能性もあるので、起きる時間を親子でよく話し合って決めてくださいね。
受験日当日は、胃もたれしない・腹もちのいい朝食を作りたいですね。
受験日だからと「打ち勝つ」などの縁起を担いだとんかつは、胃もたれや腹痛など消化不良を起こしてしまう可能性があります。
また緊張して食欲がないからと言って、朝食抜きにしたり、逆に食べすぎたりすることにも注意が必要です。
温かいお味噌汁におにぎりや、目玉焼きにパンなど、普段から食べなれているものの中から献立を考えてみてください。
受験当日は、お子さんへのポジティブな声がけを心がけて、普段通りに送り出してください。
そうはいっても、受験当日の朝を迎えると「わが子に何て声をかけたらいいのだろう…」と、迷う親御さんいらっしゃいますね。
当日の朝、子どもに声をかけるときは、緊張や不安が和らぐような声かけを心がけてほしいです。
事前に「わが子を励ますにはどんな言葉がいいだろう?」と考えたり、「先輩ママはどうしていたのだろう」調べてみたりしてはどうでしょう?
「あんな言葉しかかけられなかった…」と、後悔なく送り出すことができますよ。
【声かけ例】
① 「いつもどおりにね」
② 「ベストを尽くせば大丈夫」
③ 「入試を楽しんできてね」 などなど
受験本番は気持ちが大切なので、子どもがリラックスして試験会場に向かえるようにサポートしたいですね。
今回は、受験生を持つ親御さんに向けて、受験前日・当日に親ができる心構えやサポート方法についてお伝えしました。
受験日が近くなると「受験勉強は進んでいるの?」「テレビを見てないで勉強しなさい」なんて、口走ってしまうことありませんか?
「受験前の大切な時期に親子喧嘩をしてしまった…」と後悔しないようにしたいですね
受験は精神状態に左右されやすいので、受験当日はいつもより優しい笑顔で気持ちよく送り出すことに専念してみてください。
受験が終わって帰ってきたら「お疲れ様」と、ねぎらうことも忘れないようにしたいですね。
「塾選び富山」では、「志望校に合格したい」と考える生徒や親御さんに寄り添ってくれる学習塾・個別指導塾をご紹介しています。
塾選びに迷ったら、ぜひ「塾選び富山」へご相談下さいませ(要予約・無料)
「塾選び富山」のブログには、「塾選び相談の」内容や流れについて詳しく掲載しています。どんなサービスが受けられるのか詳しく知りたい方は、相談体験談や感想についても詳しく載せているので、ぜひ合わせてお読み下さいね。
【「塾選び相談」とはどんなサービス?】塾選びの専門家がわが子に最適な塾を導き出してくれる!迷える親子のお助けサービス体験談!
ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
平 寛子 (たいら ひろこ)
「子どもが毎日笑顔になる子育て」をモットーに
試行錯誤しながら子育て中の主婦です。
仕事の合間に脳科学や学習習慣を学び、
進んで学べる子になる方法を模索しています!
趣味は歌を歌うことそして写真を撮ること。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー