「良い習慣をつくる」
新年度がスタートしました。さて、新しい学年を迎えて、是非もう一度確認してほしいことがあります。
それは、習慣が自分を変えるということです。
前年度を振り返り、もし「変わりたい」「成長したい」 と思うのであれば、今一度「現在の習慣化された思考と行動」というものを再確認する必要があります。
思考にも行動にも習慣というものがあります。まず重要になってくるのが思考習慣です。
これは、目の前に起きた出来事を普段どうとらえる傾向があるかです。
ポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかで、その後の行動が変わります。その人の思考というのは明らかに習慣化されたものですので、ちゃんと変えることができます。
こうした思考習慣が変わると、行動に変化が起きます。捉え方がポジティブであれば、当然ながら行動も前向きで積極的なものになります。その行動が積み重なれば良い習慣となり、習慣化された行動が、これからの自分を形作っていくことになるのです。
日々、不安や不満が多いという人というのは、そうした不安や不満を生み出す思考や行動が習慣化されているのです。日常生活の積重ねによってもたらされる生活習慣病のようなものと言えます。もし、あなたが安心や満足、充実感を得たいのであれば、まずそれまでの思考と行動の習慣に変化を起こすことです。それは間違いなく自分の人生を変えることになるでしょう。 子供も大人も同じです。まずは良い習慣を生み出しましょう。
人が習慣をつくり、その習慣が人をつくっていくのです。