「DUT理論」を勉強に当てはめてみましょう。
成績を上げたいと思ったら、まず「テストで良い点を取りたい、
好きな学校へ行きたい」という 欲求 が不可欠です。
そして、もちろん勉強の内容が分からなければ仕方ありません。
ですから、次に大切なことは、学校や塾で内容を理解することです。
そして最後に必要なことは、もう言うまでもありません。
理解したことを身につけるため、それに要した時間の何倍も練習することです。
ちなみに、勉強の場合の練習とは、教科書やノートを読むことではなく、
練習問題 を たくさん解くことです。
こんなことを書くと、
「そんな当たり前なこと、言われなくても分かっている」
と思われる方も多いと思います。
しかし、よく考えてみてください。
こんな当たり前のこと、欲求・理解・練習の3本の柱が大切だという考えは、
スポーツの場合は浸透していて練習を一番大切にしているのに、
勉強となると練習が圧倒的に不足してしまうのです。
どうですか、「成績が上がらない」 というのは
圧倒的に問題演習が足りないのではないでしょうか。
理解できたことでも、練習が足りなければ本物の実力は身につきません。
DUT理論、 それは
「理解すること以上に練習が大切である」
という理論でもあるのです。
トレーニングの量を増やすということが学力を上げる一番の近道という、
当たり前のことを、もう一度考え直してみましょう。
欲求(Desire)・理解(Understand)・練習(Training)の3本の柱が
目標達成に必要な最大の要素なのです。
それが「DUT理論」です。