今から30年前になりますが
アメリカのオハイオ州にある
日系の会社で
駐在をしていました。
日系企業とはいえ、
アメリカの法人ですから、
当然公用語は英語です。
打ち合わせや議事録、書類は
全て英語です。
専門の通訳はいましたが、
人数が限られていますので
会議が重なったりすると
通訳は不足します。
そうなると私に声がかかり、
必然と翻訳や通訳を
することになります。
(私はエンジニアでしたが
オハイオ州立大学の語学学校で
英語を学んだ
というだけの理由で
通訳や翻訳を
よく頼まれました)
この通訳や翻訳を通して
分かったことがあります。
それは英語が上手い日本人ほど
きれいな日本語を使う
ということです。
それは英語に翻訳をする際に
顕著に現れます。
きれいな日本語で
書かれたレポートは
非常に翻訳が
しやすいのです。
逆に主語がハッキリしない、
表現があいまいなど、
いい加減な日本語で書かれた
レポートは大変翻訳しづらく、
都度「これはどういう意味?」と
確認しながら進める必要が
ありました。
場合によっては
日本人が書いた日本語を
正しい日本語に翻訳してから
英語に翻訳するということも
少なくありませんでした。
国際化が叫ばれて
英語の重要性が年を追うごとに
高まっています。
それに伴い、
英語教育にも
熱が入っています。
しかしながら
このケースのように
母国語である日本語が
しっかりできない人は
いくら英語を勉強しても
ビジネスという舞台においては
まず通用しないのです。
本当に国際化のことを考えて
英語を学ぶのであれば
まずは母国語の日本語を
きっちり理解すること。
それから英語を勉強しても
全く遅くはなく、
むしろその方が正しい英語を
身に付けられる。
学研CAIスクール富山本部北校が
国語を重要視しているのは
この駐在時の経験に
基づいていて、
これが私どもの
英語の指導の基本と
なっています。

