まだまだ暑い日が続いていますが、じつはあと半年余りで小学6年生は中学校に進学します。
中学校では「小学校で学んだことが正しく理解されている」という前提で授業が進みます。
例を挙げてみます。
①「1500円のX%はいくらか。文字を使って表せ。」(中1数学)
→これは小5の算数で習う「割合」が分かっていないと手がでません。
②「20㎤で100gの物質の密度を求めよ。」(中1理科)
→これはやはり小5の算数で習う「単位量あたりの大きさ」が分かっていないと解けません。
③「次の分から、主語を一文節で抜き出しなさい。『白い花がいちめんに咲いていた。』」
→これは当然ながら国語で習う主語と述語の関係が分かっていないと分かりません。
ところが、我々の学習塾にご相談にいらっしゃる生徒を母集団とすると、これらが正しく理解されているかと言えば、残念ながら半数以上はノーと言わざるを得ない状況です。
さらに残念なことに、中学校では小学生で習うことを遡って教えてくれることはほとんどありません。
はっきり言ってしまえば「それは家庭学習でカバーしてください」というのが実情です。
中学校に進学して、最初の中間テストの結果を見て慌てて我々のところにご相談にいらっしゃる保護者の方から共通して伺うのは「まさかここまで分かっていなかったとは思っていなかった」という言葉です。
学研CAIスクール富山本部校は、分からないところは、どこまででもさかのぼって学習することができる全国でも数少ない学習塾で、そのノウハウを十分持ち得ていますが、それでも中学校に入ってから小学校の理解不足分を取り返すのは、実はとても時間がかかる上に、生徒の努力が必要となります。
我々はそのような生徒を少しでも減らしたいと考えています。それはその生徒のためだけではなく、そのような生徒が多ければ多いほど、将来日本の国力(産業力)に悪影響を及ぼすということを理解しているからです。
もしお子さんの学力でご心配がございましたら、どうぞお気軽に学研CAIスクール富山本部校にご相談ください(我々は営業勧誘は一切しておりませんので、どうぞご安心ください)。
生徒が少しでも楽にそして充実した中学校生活を送れるよう、ご協力をさせて頂きたいと思っています。