新型コロナウィルスで日本中が大騒ぎになっています。
たしかに現時点では特効薬がないウィルスですが、情報を整理すると、インフルエンザウィルスに比べてもさほど危ないウィルスではないことが分かってきました。
個人的には現実にたいしてマスコミが誇張して報道している感が否めません。
明治中期から昭和初期の物理学・地震学の権威で随筆家としても知られた寺田寅彦は、自書で「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしいことだと思われた。」と述べています。
今はマスコミやWEB上の情報をただ鵜呑みにするのではなく、できる限り情報を集めて正しく状況を理解し、正しく判断することが国民に求められていると思います。
正しく判断することが、自分たちを救うことになります。言い換えれば、自分を守るためには正しく判断することが必要です。
「なぜ勉強しなければいけないか」という、子供たちからの永遠の質問に、私はいつもこの言葉で答えています。
「自分を守るためには、正しく判断しなければいけない。」
「正しく判断するためには、正しく考えなければいけない。」
「正しく考えるためには、正しくまとめなければいけない。」
「正しくまとめるためには正しく調べなければいけない。」
「結局、勉強するというのは、自分を守るために行うものである。」
学研CAIスクールが開校以来10年に渡って「調べる・まとめる・考える」という指導方針にこだわるのは、勉強は進学のためにあるのではなく「勉強は自らを守るために行うものである」という考え方が根底にあるからなのです。