今日の中3生向け特別ゼミでは、数学の「たすき掛けの因数分解」と英語の「5文型」を学習しました。
これ、わかる方にはわかると思います。
そうです。高校の数学(数1)と英語の内容です。
学研CAIスクール富山本部校の受験対策は一味も二味も違います。
「志望校合格のその先へ。」これが我々の受験対策です。
もう10年前から同じことを言っています(最近になって、私どものこの考えをコピーした学習塾が増えてきたのは、先駆者としてうれしいことですね)。
合格なんかは目標にしていません。合格は当たり前で、その先に待ち構えている「高校の授業を余裕で受けられること」が我々の目標です。
志望校に合格しても、授業についていけなかったら意味がないですからね。実際に、せっかく頑張って入学した高校をドロップアウトしてしまう生徒が急増しているのも事実ですし。
こんな話、いくら子供たちにしても意味がないんです。
経験したことがない人にいくら説明してもだめなものはダメです。まさに暖簾に腕押し、糠に釘。もう少し言えば、馬の耳に念仏、犬に論語。
じゃあ一番いいのは、というと、単純です。実際に高校の授業を経験させることです。
ものごとの対策の基本は「現場・現実・現物・原理・原則」の5原則ですから。
子供たちが受けたショックはかなりのものだったようです。がっかりして帰っていきましたから。
それでいいんです。それが目的です。
そうしないと合格が目的になっちゃいますからね。
しめしめ。
大丈夫。君たちの先輩はみんな同じ経験をしているんだから。経験しているからこそ、君たちの先輩は進学した高校で学年トップクラスにいられるんだよ。
だから安心してがんばれ、な。