テレビやネットのニュースでは連日新型コロナの感染拡大と各地で警報(アラート)の発令を報道していますが、実は子供たちの勉強に関しても全国的に深刻な状況です。特に中学校1年生は要注意です。
もちろん富山もその例外に漏れません。
正直なところ、今年の中学1年生の各教科の授業の理解状況は、もはやアラートを発令するレベルに達しているといっても過言ではありません。
おそらくほとんどの中学校で、クラスの2/3は授業内容を十分に理解できていないのではないでしょうか。
いくつかの中学校の素点表を見せてもらいました。
素点表にはテスト結果をもとに、何点台の生徒が何人いるかを示すグラフが記されていますが、正直に言って、これほど深刻な状況なグラフは見たことがありません。これは特定の中学校のことではなく、当スクールに通っている7校の中学校のほとんどで共通して見られる傾向です。
学研CAIスクールが「勉強の仕方を身に着ける教育塾」ということはかなり認知されてきていることもあり、「いまのままではまずい」と思われた多くの保護者からのご相談を受けていますが、その相談を通じてはっきりしていることは、多くの中学生で、本来小学生の間に身につけなければいけない基本的な勉強の仕方がほとんど見についていない、ということです。
以前も書かせてもらいましたが、中学校はこの基本的な勉強の仕方が身についているという前提で授業を進めます。「もう中学生なんだからいちいち説明しなくても自分たちで当たり前に勉強できるでしょ」という前提です。
基本的な勉強の仕方とは以下のことを言います。
- ノートにまとめられるか(分かったことの整理ができるか)。
- 辞書を使えるか(分からないことを調べられるか)。
- ノートを使って書きながら考えられるか(整理しながら考えられるか)。
以前よりこれらの習熟が弱くなっていることはわかっていましたが、今年はこれに新型コロナの感染防止のための臨時休校という要素が加わり、特にその傾向が強くなっています。
私どもの経験上、勉強の仕方を少しでも早く身につけないと、受験ももちろんですが、それよりも進学した先である高校での授業に影響がでます。もっとはっきり書くと、高校の授業についていけず、ドロップアウトしてしまうということです(実際に高校を退学してしまう生徒の数は、年を追うごとに増加する傾向にあります)。
問題の解き方は教える側に少しの経験があれば、だれでも教えることができます。これはそんなに難しいことではありません。
しかしながら、勉強の仕方を教えるのは容易いことではありませんし、なにより勉強の仕方が身についていない子供たちがそれを身に着けるまでは、どんなに早くても6か月はかかります。ふつうは1年かかると考えて良いでしょう。
塾に入会して1か月や2か月で結果を出そうと思えばいくらでも出せませすが、所詮は「付け焼刃的な勉強」です。
学研CAIスクール富山本部校は教育塾を名乗っている以上、そのような付焼刃的な勉強はさせていません。
私どもはこのことを、ご相談にお越しになったときに「ウチは対処療法をするのではなく、体質改善をする塾です。結果が出るまでは時間がかかります。」と、はっきり保護者の方にお伝えします。
そのうえで、「時間がかかる代わり、一度結果が出たら、それは将来仕事でも役に立つ『一生モノ』になります。」と付け加えています。
正直に申します。
今年の中1生に関しては今から対策を取らないと、とても高校受験には間に合いません。
繰り返しになりますが、この対策というのは問題の解き方ではありません。「自分で調べて、自分でまとめて、自分で考える」という勉強の仕方を身に着けさせるということです。
学研CAIスクール富山本部北校は、ほとんどの学習塾が点数や進学実績を競い合っていた10年前に、この「勉強の仕方を身に着けさせる」ことを謳って学習指導を始めた学習塾です。
この10年の実績は他の学習塾の追随を許しません。絶対の自信があります。
お子さんを見て、少しでも「何かおかしい」とお感じになりましたら、すぐに学研CAIスクールにご相談ください。面談をさせてもらい、その「おかしい」と思われた原因と対策法をお伝えいたします。
私どものは入会の勧誘を一切しておりませんので、どうぞご安心の上、下のURLからお気軽にご連絡ください。
私どもは一人でも学校の授業からドロップアウトする生徒を減らすこと社会的意義として学習指導をしています。
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