さていよいよ中間テストです。特に中1生にとっては最初の定期テストですね。生徒の皆さん、ぜひ頑張ってください。
ということで、今回は皆さまが気にする「点数」についてお伝えしたいと思います。
学校の先生と学習塾の先生では、点数に対する見方が違うということはご存じでしょうか?
点数そのものを重要視するのが学習塾です。
それに対して学校の先生は「点数が示すもの」を重視します。言い換えれば、学校の先生は点数そのものは重要視していません。
学習塾の講師であると同時に公立中学校で講師として学校の授業を受け持っている立場から言います。
点数を上げる勉強は何の意味もありません。単なる無駄です。そんな勉強はしないほうがいいですね。
点数は上げるものではありません。上がるものです。
点数が上がる勉強こそが大事です。
では「点数を上げる勉強」と「点数が上がる勉強」の違いは何でしょうか。
皆さまはテストの点数が何を表しているかご存じでしょうか?
たとえば数学で80点取ったとします。
この「80」という数字はどんな意味を持つのでしょうか。
多くの人は「どれだけ正解したか」と答えます。間違いではありませんが、残念ながら正解とは言えません。
学校の先生方は、ざっくり言えば「生徒の理解度」としてとらえます。なぜならばテストは「生徒がどれだけ理解しているかを試すもの」だからです。
それに対して多くの学習塾はテストを「生徒がどれだけ点数を取れるかを試すもの」と捉えています。学校の先生とは大きな違いです。
学研CAIスクール富山本部北校では点数を上げるための勉強は教えていません。そんなもの全く意味がないからです。もう一度はっきり言います。単なる無駄です。
正しく理解する勉強をすれば、点数はひとりでに上がります。点数は理解度を示すものだからです。
そうです。点数は上げるものではなく、上がるものです。
この点数に対する見方の違いは、学校が文部科学省が定める教育機関であるのに対し、学習塾が経済産業省管轄の「サービス業」であるという違いによるものが大きいのではないでしょうか。
お客さまのニーズやウォンツに応えるのがサービス業です。サービス業である学習塾は「点数を上げさせたい」というニーズやウォンツに素直に応えているわけですが、一方で学校が施す教育の阻害をしているとも言えます。
点数が上がることは本来は結果であるにもかかわらず、そのことが目的となってしまっているからです。そうするとサービス業としては子供たちが理解しようがしまいが関係なく、点数が上がればよい、という指導をすることになってしまいます。いわゆる「解法テクニック」というものの植え付けです。厄介なことに、お客様のニーズやウォンツにちゃんと応えた、ということは、これはこれで成り立つわけです。
ところが学校側の立場から言えば、これは大変困るものです。
なぜならば学校側は点数でもって生徒の理解度を測っているからです。本人が理解していなくても点数が取れてしまえば、学校側は「理解している」と捉えてしまいます。その結果として、真の姿が見えなくなり、学校として本来取らなければいけない対策が取れなくなってしまうことになります。
理解ができないというのは、何も問題解法だけに問題が潜んでいるわけではありません。その生徒の生活態度だったり、友人関係だったりと、問題解法以外にも様々な要因があるわけです。学校の先生方は多くの方が思っているよりも、ずっとずっと広い視野で子供たちを見ています。
教育とはそういうものなのですが、これが点数を上げる勉強をさせることにより、見えにくくなってしまっているのです。
学研CAIスクール富山本部校は、代表が公教育の現場に立って子供たちに教育を施していることもあり、点数の取り方ではなく真の教育を施している全国でも唯一の「教育塾」です。
我々が「○○点アップ」とか「○○高校□□人合格」という広告を一切行わないのは、このような理由があるからです。
で、実際のところは学研CAIスクール富山本部校での学習で点数は上がるのか、という点ですが、これはわざわざ広告しなくても毎年100名を超える会員を維持していることや、富山市内外の10校の中学校から生徒が通っていること、会員一人当たりの平均通塾期間が2.5年を超えていること、他の学習塾と比較された方の96%が学研CAIスクール富山本部校をお選びになるということで、十分ご説明が可能だと思います。
常識的に考えて、普通の親なら結果が出ない学習塾に2.5年も通わせないですよね。
他の学習塾とは全く考え方も勉強の仕方も違う「教育塾」ならではの学習指導にご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
当スクールでは勧誘を一切しておりません。どうぞ安心してお問い合わせください。
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