（追記）
このブログを掲載した後で、
睡眠がご専門の
元富山大学副学長で
元附属中学校校長の
神川康子先生（現富山大学名誉教授）に
睡眠と免疫の関係について
アドバイスを求めたところ、
このブログの通りで問題ないという
回答を頂きました。
この点を追記しておきます。
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富山でも新型コロナの感染が
爆発的に拡がっています。
お子さんを新型コロナから守るために
親は何ができるでしょうか。
現時点で特効薬というものは
ありませんが、人間には
魔法の力が備わっています。
免疫という力です。
新型コロナも、
人間の免疫力には勝てません。
ということは、免疫力を上げることが
今、我々ができる最大の防御策です。
免疫力を上げる方法はいろいろありますが、
一番効果があるのが「睡眠」です。
人間は寝ている間に免疫力を回復させます。
逆に起きている間は免疫を使うだけで、
回復させることはあまりありません。
イメージとしては、スマホの電池を
考えてもらえば結構です。
免疫力の回復は、スマホの充電と
同じと思ってください。
もし睡眠時間が短ければ、
どうなるでしょうか。
ある程度は免疫が働きますが、
そのうち、免疫力は
下がってくることになります。
免疫力がある間は
新型コロナウィルスの増殖を
食い止めることができますが、
免疫力が下がると
増殖を食い止めることは
難しくなります。
これが起こると、いわゆる
陽性（感染）になります。
では、子供たちが免疫力を回復するためには
どれだけ睡眠時間をとればいいのでしょうか。
思った以上に長いですよ。
目安は
小学生なら１０時間
中・高生なら８時間
です。
問題は、最近大人の生活時間が
子供たちの生活時間に影響を与えていて
子供たちの睡眠時間が短くなっている
ということです。
そうすると、子供たちだけに
「寝ろ」と言っても、
うまくいかないかもしれません。
まずは親の生活時間を見直すことが
最初ではないでしょうか。
これは子供たちを新型コロナから
守るだけでなく、親自身も
新型コロナから身を守ることに
つながります。
すなわち家庭内での感染を
防ぐことにつながります。
マスクの着用も重要です。
不要不急の外出を控えることも重要です。
しかし、最も大事なことが報道されません。
ぜひご家庭で話し合って、
家族全体の生活時間を見直して
家族全体が十分な睡眠をとってもらい
新型コロナから
身を守ってもらいたいと思います。
マスクなしの生活が送れる日が
一日も早く戻ってくることを
祈っています。
