進学のための勉強か、
それとも社会に出てからのための勉強か、
と、問われたら、
学研CAIスクール富山本部校は、
間髪いれずに、
社会に出てからのための勉強を
指導している、と答えます。
それは私どもが進学塾ではなく
「教育塾」だからです。
そもそも教育とは社会のために施されるものです。
それが高度成長期以来、教育の目的が
進学に置き換わってしまいました。
今、会社で一流と呼ばれる大学を卒業しても
「使えない」若者が急増している、
ということをお聞きになったことが
あると思います。
言われたことはそつなくこなすことができるが、
自分たちで考えて行動することができない、
というのが、今の若い社員の傾向です。
当たり前です。そうなって当然です。
問題の解き方ばかり勉強して、
自分で考えるという教育を
受けていないわけですから。
一流大学を卒業しても「使えない人」は
今後ますます会社としては不要になります。
昔は違いました。
使えなくても一度雇用されたら
出世できるかできないかの違いだけで
会社は定年まで面倒を見てくれました。
これからは、いいえ、今からは違います。
会社はもう最後まで面倒を見てくれません。
年功序列賃金は崩壊しました。
終身雇用制度も終わりを迎えます。
これはトヨタの豊田社長も公言しています。
経団連の中西前会長(故人)も公言しています。
富山でも最近40歳以上の従業員を対象とした
早期退職制度で、100人を超える社員を
人員整理する会社のニュースがありました。
20年前は県内でも一流と呼ばれていた会社です。
この理由を簡単に言えば、
日本という国が国際社会での競争に
負け続けた結果、
もはや日本の会社には
「使えない社員」を雇うだけの
体力がない、ということです。
(ご存じの方もいらっしゃると思いますが
日本の就業者一人当たりの労働生産性は
先進国の中では1993年以来ずっと最下位、
OECD加盟37か国中26位です。)
(参照元:公益財団法人 日本生産性本部)
https://www.jpc-net.jp/research/list/comparison.html
そうなれば、会社は社員の採用に当たり
どの大学を出ているか、ではなく、
使える社員、すなわち
「どれだけ考えられる力を持っているか」を
重要視することになります。
考えられない大卒よりも
考えられる中卒のほうを重要視する、
これも当たり前の流れです。
重要視するどころか、
給与も変わってくるのは間違いないですね。
中卒の給与が大卒を上回ることは
珍しくなくなるでしょう。
会社はもはや昔のように
余剰人員は養えることはできません。
使えない社員は、会社を辞めざるを
得なくなります。
会社が社員を辞めさせやすいように
「早期退職制度」が
導入されたのですから。
学研CAIスクール富山本部校では、
10年前から子供たちにはこう言っています。
「勉強は自分自身を守るためにするもんだ」
ですから、我々は点数や進学にこだわるのではなく
「正しく調べる」
「正しくまとめる」
「正しく考える」
という、
社会に出ても通用する
「勉強の仕方」と「考える力」を
理科や英語などの「教科」というものを通して
身に着けされる学習指導こだわっているわけです。
これが私どもが日本で唯一
「教育塾」をうたっている理由です。
不思議に思われるかもしれませんが、
実はこのやり方が
結果として点数アップにつながっています。
点数を上げるための勉強でないにも関わらず
確実に点数がアップします。
そもそも点数とは
「どれだけ正しく理解しているか」を
数字で表したものです。
正しく調べて、正しくまとめて、正しく考えれば
正しい理解につながります。
ですから結果として点数が上がるわけです。
ひとつ問題になるのは、
結果が出るまで時間がかかる、ということです。
ただし一度結果が出れば、
すなわち正しい勉強の仕方が身につけば、
それは一生モノになります。
小中学生時代に
学研CAIスクール富山本部校で学んだ生徒が
進学した高校で上位に居続けるのは
別に不思議なことではありません。
そうなって当然だからです。
学研CAIスクール富山本部校では
点数アップのみをお求めになる方や
合格のみを求める方には
他の学習塾をお勧めしています。
点数や進学ではなく、
教育というものに真剣に取り組む学習塾が
日本に一つくらいあってもいいのではないか。
これが学研CAIスクール富山本部校の
基本的な立ち位置なのです。
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