アメリカのハイスクールの数学の問題です。
A tech. company sells an app for $5. At this price, the company makes approximately 200 sales per a week. The store maneger estimates that for every $0.50 decrease in price, the store will make about 50 more sales. Determine the price that will maximize revenue and what the revenue is.
海外の学校教育は日本と違う、
という情報が先行していますが
では数学や理科はどうなのか、
というと、
この問題でお分かりの通り、
問題そのものは
日本の数学の問題と
ほぼ同じであることが
わかります。
では何が日本とアメリカと
違うのかといえば、
日本はこのような問題の
解き方ばかりに
傾注しているのに対し、
アメリカは、この問題を
どう考えてどう解いたか
という考え方に
重きを置いています。
日本では答えがあっているか
どうかが重要視されますが
アメリカでは
どのような過程を踏んだかが
重要視されます。
今注目を浴びている「探求」という学習は
まさにこのアメリカで行われているような
勉強の仕方です。
もう答えが合っているかどうかが
重要視されるような勉強では
日本は世界に勝てません。
遅いといえば遅いのですが
今からでも少しずつ
日本の教育が変わればよいのでは
と感じています。
学研CAIスクール富山本部校の代表は
アメリカ駐在時に翻訳や通訳もしていた
元エンジニアですので、
この問題の日本語訳を書いておきますね。
「あるパソコンショップがあるアプリを5ドルで販売している。このお店ではこの価格では週当たり200個の売上げがある。そこで店長は価格を0.5ドル下げるごとに週当たり50個売り上げ数が増えると試算した。売上高が最大になるのは価格がいくらのときか。またその売上高はいくらか。」
ちなみに答えは価格が3.5ドルの時で、売上高は1225ドルです。