学研CAIスクール富山本部北校では
生徒は自由にキャンディを食べることができます。
このキャンディは開校当初から用意していて
子どもたちには大好評です。
実はスクールがキャンディを置いているのには
ちゃんとした理由があります。
それは「子どもたちの心理状況を顕在化させる」
というものです。
いくら食べ放題とはいえ、1回の授業で
10個も20個も食べる生徒はいません。
多い生徒でもせいぜい2個か3個です。
ところがある時突然10個も20個も
食べに行くことがあります。
これは明らかに精神的に不安定な時の
子どもたちの行動です。
また普段はアメを舐めて食べる生徒が
ガリガリ噛みながら食べることも
あります。
これもまた精神的に不安定な時に
よく見られる行動です。
これによって私どもは大まかではあるものの
子どもたちの心理状態を
把握することができますので、
いつもと違う食べ方をしている場合は
時には話をじっくり聞いてあげたり、
問題の負荷を下げたりして、
その心理状況に応じた指導をすることが
可能になります。
またその程度によっては
すぐに保護者に連絡して
子どもの状況を説明するとともに、
情報の共有をすることもあります。
学研CAIスクール富山本部北校では
子どもたちに学習指導を行う上で、
「子どもの心を把握すること」を
何よりも重要視しています。
そうなんです。
たかがキャンディですが、
「されどキャンディ」なんです。