高校の入試には内申点というものが
存在します。
これは簡単に言えば
高校側が受験生に対して
「高校の授業を受ける上での
勉強の仕方を身に付いているか」を
みるものです。
富山県の県立高校では
内申点は2年生の始業式から
つき始めます。
（よく勘違いされている方を
見受けますが、学年末の成績は
その学年1年間通しての評価です）
このため
「勉強は2年から真剣にやればいい」
という認識をお持ちの方を
ときどき見かけます。
残念ながらこれは誤りです。
内申点を考えると
1年生という学年こそ
しっかり勉強の仕方を
身に付ける必要があります。
残念ながら
小学校と中学校では
勉強の仕方は
大きく異なります。
特に定期テストでは
点数だけでなく
提出物の提出の有無も
内申点に大きく影響します。
中1で内申点がつかないのは
「失敗していいから
1年間を通して
中学生に求められる
勉強の仕方を身に付けてほしい」
という、いわゆる
「猶予期間」だからです。
実際に勉強の仕方が
正しく身に付くまでは
どんなに早い生徒でも
最低半年はかかります。
残念ながら
そんな簡単に身に付くものでは
ありません。
2年から真剣にやったとして
勉強の仕方が身に付いた頃は
冬が近づいています。
ということは2年生でつく
内申点の半分は
期待できない、
ということになります。
ここ数年重要度を増す
傾向にある内申点で
これは致命的な結果に
つながります。
1年生の間に
勉強の仕方を身に付けることが
どれだけ大事か
ご理解いただけたと思います。
「やっておけばよかった」
ではなく、
「やっておいてよかった」
となるように
もしお子さんの勉強の仕方に
不安をお持ちの保護者の方が
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