マジョリカ実験学校の今年度の3年生が育てている植物は、ヒマワリ、西洋アサガオ、ホウセンカの3種です。中心教材はひまわりです。それを決めたのは3年生でした。「どれだけ大きくなるのか知りたい。」という願いをかなえるために、4月28日に種をまきました。
それからぐんぐん育って、とうとう276cmに伸びました 。まだ、花が開いていないので、これからまだ伸びそうです。
黒ヒマワリも 、2mを超え、黒い花を咲かせました。
3年生は、教科書ではホウセンカを中心にいろいろな植物を育てて学習します。いろいろな植物の様子を比べ、「植物」って、種から芽が出て、伸びて、花が咲き、実がなるのだという大きなまとまったイメージを作ります。 ホウセンカの学習をして、ホウセンカの専門家になるのではありません。
この大きな「植物」の概念(イメージ)は、高学年や特に中学校での学習にとても役立ちます。OBの子どもたちは、「中学校の理科がとても楽だったよ」と、よく言ってくれます。
マジョリカ実験学校には、ほかにもヘメロカリス、フロックス、キンギョソウ、ユリ、バラ、クチナシ、ナツツバキ、インパチェンス(ホウセンカの仲間)などたくさんの花が咲いています。
小学校ではできないたくさんのことを、五感を通して学ぶことができます。