※前回の記事は「【塾長日記⑰ボール紙にマジック書き(前編)」をごらんください。
この件で思った事。
ボール紙にマジック書きの教材でも、
大きな塾が、どこかの出版社の作った立派なピカピカの教材を使ってるのより、
ずっと素晴らしいのだ。ということです。
学試舎は実質を大事にします。
見かけは格好悪くても、みっともなくても、
研究され、心がこもっているものの方がずっと良いのです。
学試舎は「立派な建物」でなく「テレビや新聞で大宣伝」もしませんが、
内容に自信をもって授業します。
他にももうボロボロになった「ことわざカルタ」があります。
これは私が自分の三女(現在北海道大農学部大学院生)と二人で
彼女が小さいころ、ある日曜日にボール紙を切って作ったものです。
親子の思い出が詰まった大切なものなので、ボロボロでも捨てません。
三女の結婚式があったら、その式場で渡そうと思っています。
H君と一緒に作ったカードも思い出の品物だよ。
ありがとう。
学試舎は使う教材ですら、先生と生徒が作ります。
そして自分が作ったものは大切にするものです。
先生や大人が
「物を大切にしなさい」と100ぺん言うより、
自分で作らせることです。
モノを大切にする子になりますよ。
そしてそれを親や大人が一緒にすることです。
苦楽を共有することでお互いの信頼が高まります。
子どもは信頼できる大人の声には耳を傾けます。