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【富山県立高校の合否判定はどうやって決まる?】受験生親子に知ってほしい内申点と入試の関係

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    「富山県立高校の合格不合格の判定はどうやって決まるの?」

     

    「通知表の成績と内申点は、どう関わっているの?」

     

    お子さんにこのように聞かれて、うまく説明できなかった経験をもつ親御さん、いらっしゃるのではないでしょうか?

     

    こんにちは、子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」教育ライターの白崎です。

     

    富山県立高校の合否判定の決まり方は、学校や塾を通して聞く機会もあるかと思いますが、複雑で分かりにくい面がありますね。

     

    「先生が指導してくれるから、親が合否判定の仕組みを理解しなくてもよいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

     

    しかし合否判定の仕組みは、中学生の早い時期に要所を理解しておかないと、取り返しがつかなくなることがあります。

     

    いざ受験するときに困らないように、合否の仕組みを早いうちに知っておきたいですね。

     

    本記事では、富山県立高校を受験する親子に知ってほしい、合否判定の仕組みと要点を紹介します!

     

     

     

    【重要】富山県立高校の合否判定はどうやって決まる?

     

    高校入試の合否判定はどんなふうに決まる?

     

    富山県立高校の合否は、以下の2つの点数によって決まります。

     

    ①学力検査の点数(入学試験の点数)

     

    ②中学校から高校へ提出される「内申書」の点数(内申点)

     

     

    ①学力検査の点数とは、入学試験で取ることができた点数のことです。

     

    富山県立高校の一般入試の場合、国語・数学・理科・社会・英語の5教科で学力検査が行われます。

     

    各教科40点満点×5教科の点数を合わせて計算され、満点だと200点となります。

     

    ②内申書は、事前に中学校が作成し高校へ提出される生徒の成績表のことです。

     

    その内申書に記載されるのが、内申点です。

     

    内申点は、学校での成績や活動を点数化したもので、

     

    (1)2年生の通知表の成績(9教科×5段階評価)を合わせて45点満点

     

    (2)3年生の通知表の成績(9教科×5段階評価)を合わせて45点満点、

    さらにその点数を2倍して、90点満点

     

    (3)部活動や生徒会活動などの特別活動が15点満点

     

    以上3つの点数が合計され、満点で150点となります。

     

     

    (進研ゼミ中学講座WEBページをもとに作成)

     

    学力検査と内申書の両方の点数が、各高校の合格基準を満たしていれば、合格になるというわけです。

     

    「学力検査で点数を取って一発逆転したい!」と考える中学生もいるかもしれませんが、どちらの点数も同じ割合で重要視されるので、2年・3年の定期テストは油断なく点数を取っておきたいですね。

     

     

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    どの教科の成績や活動が内申点に関わる?

     

    内申点は、以下の2つの項目に基づいて評価されます。

     

    ①「通知表」の、国語・数学・理科・社会・英語・体育・音楽・美術・技術家庭の9教科から算出される点数

     

    ②部活動や生徒会活動、学校行事の取り組みなど学校生活全般の内容から算出される点数

     

     

    ①の9教科の成績だけで内申点の90%(135点)を占めるので、通知表の成績がほぼそのまま内申点になると言っても過言ではありません。

     

    体育・音楽・美術・技術家庭の4教科においても、主要5教科と同じ扱いで成績が付くので、「入試に出ないから…」と手を抜くことがないようにしたいですね。

     

     

     

    内申点の評価対象になる期間は?

     

    内申点は、2年生の1学期~3年生の2学期末の期間が評価対象になります(☆富山大学附属中学校の場合は、2年の1学期から3年の前期末までが対象になります)。

     

     

     

    受験勉強にばかり力を入れすぎて、学校の授業や定期テストの勉強がおろそかにならないように気を付けたいですね。

     

    受験校を決める間際になって内申点が足りないとあわてることのないように、2年生のうちからしっかり成績を積み上げることが大切です。

     

     

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     内申点を上げる方法は?

     

    内申点の90%が通知表の成績で決まるので、内申点を上げるには、学校での学習の評価を上げる必要があります。

     

    通知表の成績は主に、「定期テスト」「提出物」「授業態度」から評価されています。

     

    2年生からの定期テストでしっかり結果を残したり、提出物の期限を守って提出したりと、地道に努力することが必要です。

     

    また、ノートを分かりやすくまとめる、意見を発表するなど、授業に前向きに取り組んでいる姿勢を見せられると良いですね。

     

     

    ちなみに、「生徒会活動や部活動に参加したり、検定試験を受験したりすると内申点が上がる」という話を聞いたことがある親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

     

    確かに生徒会活動や部活動が評価される「特別活動」にも点数は付きますが、満点でも15点(内申点の中では10%)です。

     

    やはり、定期テストの点数を確実に取っていくことが、内申点UPへの近道と言えるでしょう。

     

    ☆推薦入試の場合は、特別活動の実績に注目される可能性があります。

     

     

     

    【重要】富山県立高校の合否判定はどうやって決まる?受験生親子に知ってほしい内申点と入試の関係まとめ

     

    富山県立高校の合否判定が、どのように決まるか紹介してきました。

     

    合格を勝ち取るには、学力検査の点数はもちろん、中学2年生から定期テストで点数を取り、提出物をしっかり提出していくことが重要です

     

    「高校受験は中学2年生から始まっている」と意識して、気をぬかずに学校生活を過ごしてくださいね。

     

    合否判定や内申点の仕組みについては、別記事『【内申点完全版】内申点のしくみや疑問を徹底解明!』でさらに詳しく紹介しています。

     

    合否判定や内申点の仕組みをもっと細かく知りたいという方は、ぜひ読んでみて下さいね。

     

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    白崎 真弓 (しらさき まゆみ)

     

    塾選び富山所属の教育ライター/元塾講師

     

    好奇心旺盛な娘と体力が有り余る息子の子育て奮闘中。イベントやワークショップに子連れで良く参加している。

    趣味は旅行、ヨガ。

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