通知表を見たとき、思わず「え?どうしてこの評価なの?」と感じたことはありませんか?
こんにちは。富山県で唯一、学習塾選びの直接相談ができる「塾選び富山」の教育ライター稲泉です。
小学校高学年・中学生になると、テストの点数から、学内での順位がなんとなくわかることがあるのではないでしょうか。
そうなると、「テストは悪くなかったのに、通知表の評定が『3』なのはなぜ?」と疑問を抱く親御さんも少なくありません。
特に中学生の場合は、高校入試に関わる内申点(調査書)のことも頭をよぎり、不安な気持ちが膨らむこともあると思います。
その一方で、「通知表の評定に納得いかないなんて、先生にクレームだと思われない?」と、相談することをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、富山県で子育てをする親御さんに向けて、通知表の評定の仕組みや、角が立たないやさしい相談の仕方などを分かりやすくお伝えします。
まず知っておきたいのは、通知表の評定は「テストの点数だけで決まっているわけではない」ということです。

富山県内の公立小中学校でも、学習指導要領に基づき、次のような観点を合わせて評価されています。
☆通知表の評定のしくみは、以下記事にて詳しく解説しています↓
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中学校の先生はどのように通知表の評定を決めている?具体的な評価方法をうかがいました!【富山県立高校入試の内申点の疑問を徹底解明③!】
そのため、「テストの点はそれなりに良かった」「平均点以上は取れている」という場合でも、提出物が遅れがちだったり、授業中の取り組みが消極的だったりすると、評定に影響することがあります。
ここを知らないまま「テストの点は良かったのに」という思いで面談に臨むと、先生との話し合いで平行線をたどってしまうことになります。
さて実際に、評定に疑問があるとき、先生に説明を求めても大丈夫なのでしょうか?
結論からいうと、聞いても大丈夫です。
実際、保護者が評定について疑問をもつことは決しておかしなことではありません。
むしろしっかりと説明を受けることで、子どもの今後につなげるための大切な一歩になります。
ただ、先生とのやりとりで気を付けたいのが、「先生と話すときの気持ち」です。
という思いが前に出てしまうと、どうしても対立的な印象になりがちです。
一方で、
という姿勢であれば、先生も落ち着いて説明しやすくなるでしょう。
「先生に面倒な親だと思われたらどうしよう…」と心配になるのは、子どものことを大切に思っているからこそですね。

多くの先生は、相談そのものを問題だとは感じていません。
逆に誤解を生みやすいのは、次のようなケースです。
これらを避けるだけで、「毒親」と思われる可能性はぐっと下がります。
特に話し合うときは、くれぐれも感情的にならないよう気をつけたいですね。
相談する前に準備しておきたいのが、以下の3点です。
① 学校の評価の観点を再度確認する
学校だよりや学年通信、シラバスなどに、評価の観点が書かれていることがあります。
富山県内の中学校では、年度初めに配布されることも多いので、一度目を通しておくと安心です。
② 子どもと一緒に学校生活を振り返ってみる
子どもと一緒に、学校生活について確認しておくことも大切です。
振りかえりの際は子どもを責めるのではなく、「一緒に確認する」気持ちで話したいですね。
事前に子どもの学校生活について聞いておくことで、先生との話もしやすくなります。
③ 評価を変えてもらう場ではない、と心に留める
相談の目的は「評価を変えてもらう」のではなく、「説明を聞き、次につなげること」です。
この意識があるだけで、会話の雰囲気が大きく変わります。
先生からのアドバイスをしっかりとメモして、来学期に向けて改善していきたいですね。
実際に先生へ相談するときは、こんな伝え方をしてみてはいかがでしょう?

「今回の評定について、子どもと話しているのですが、次に向けてどんな点をがんばればよいか教えていただけますか。」
「家庭での声かけの参考にしたいので、評価の観点を少し教えていただけると助かります。」
「なぜ3なんですか?」とストレートに聞くよりも、「これからどうしたらいいか」を軸にすると、やわらかい印象になりますよ。
相談を申し込むときも、ていねいさを心がけたいですね。
学校に連絡する方法としては、連絡帳、電話、個別面談などがあります。
通知表の評定についてはしっかりと説明を受けたいので、「連絡帳で…」となると長文でのやり取りになり、お互い負担になってしまいます。
また、先生の都合を無視して放課後に突然電話するというのも、避けたいところです。
相談する際は「一旦、連絡帳で先生に面談(もしくは電話相談)を申し込み、先生の都合を確認する」ことから始めるのがおすすめです。
連絡帳で先生の都合を確認することで、ていねいな対応ができる保護者として、安心して相談にのってもらうことができますよ。
通知表の評定にモヤっとする気持ちは、決しておかしな感情ではありません。
大切なのは、モヤモヤを先生にぶつけて対立してしまうのではなく、次につなげる対話にすることです。
「評定はテストだけで決まらない」「聞くこと自体は悪いことではない」「目的は『次に生かすこと』」だということをしっかり留意して、相談に臨みたいですね。
富山県で子育てをする親御さんにとって、学校や先生は大切なパートナーです。
勇気を出して相談することで、お子さんの学びを支えるヒントがきっと見つかるはずですよ。
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ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
稲泉 景子 (いないずみ けいこ)
子どもにぴったりの学習塾を紹介する「塾選び富山」の教育ライター。
現在、富山県で10歳男児子育て中。
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