こんにちは。
射水市(旧新湊市)にあるイクト進学センターの山花です!
秋になると小さなオレンジ色の花をつける「金木犀(キンモクセイ)」。強く甘い香りが特徴で、ふと漂ってきた金木犀の香りに心を奪われたことがあると言う人は多いのではないでしょうか。
沈丁花(ジンチョウゲ)、梔子(クチナシ)と共に「日本の三大芳香木」の一つに数えられており、かつては”遠い街まで届く”という意味で「千里香」とも呼ばれていました。
このように印象的な香り・匂いは、人の脳にまで届いて様々な効果をもたらしますが、その一つに「プルースト効果(プルースト現象)」があります。「ある匂いを嗅ぐと、それにまつわる懐かしい記憶やその当時の感情が蘇る」という現象で、良きにつけ悪しきにつけ、誰でも一度は体験したことがあるでしょう。匂いが脳に伝わり、記憶を司る「海馬」と、感情に関わる「扁桃体」を刺激するために起こるとされています。
秋の到来を告げる金木犀の香りが、その心地よさと相まって、素敵な思い出を運んできてくれると良いですね。
イクト進学センター山花