前回通知表や内申点にある
「主体的に学習に取組む態度」
について説明しましたので
今回は
「思考・判断・表現」
について説明したいと
思います。
これも乱暴に言えば
「得られた知識や技能を
基にして
あることに対して
こどもたちが
自分でどう考えて
どうまとめて
どう言い表すか」を
評価したものです。
理科の実験の問題で
こう教える人がいます。
「試験管の口を下げるのは
なぜか、という問題は、
『水が逆流するのを
防ぐため』と書けばよい。」
これは点数を取るための
解き方としては合格ですが、
思考・判断・表現としては
ほぼ0点です。
なぜなら
「この問題にはこう答えろ」
という答えを覚えるだけの
学習であって
自らの考えを伴わない
答えだからです。
では同じようの問題でも
こう出題されたら
どうでしょうか?
「試験管の口を下げるのは
どうしてかを、安全面から
あなたの考えを書きなさい。」
もちろん「思考・判断・表現」を
試す問題です。
こういう問題になった途端
「水が逆流するのを防ぐため」
では点数になりませんし、
思考・判断・表現としては
ほぼ評価されません。
この「思考・判断・表現」の
評価を上げるには
普段から
「調べる」ことと
「調べたことをまとめる」
ことと
「まとめたことから
文章を書く」という
訓練が必要です。
ここで問題になるのが
この「訓練」を
誰が指導するのか、
という点です。
現実的には
これは家庭学習で
身に付けてほしい、
ということになっていて
限りなく保護者の
役割分担になっています。
当然このような訓練には
専門の知識と経験が
必要になります。
これを保護者が行うのは
多くの保護者にとって
現実的に難しいでしょう。
またこれに合わせて
最近AIが急速に
進歩していることもあり
こどもたちも
提出物にAIを
活用しています。
AI自体は否定ませんが、
文章の添削でなく
文章の作成そのものを
AIに任せた学習を
続けていると、
この表現力が
身につきません。
「○○くんはノートに
こう書いてあったけど
ここはどうして
こう考えたのか
教えてくれないか?」
もうお分かりですね。
AIに頼りっぱなしだと
答えられないわけです。
学研CAIスクール富山本部北校は
開校した17年前から
「正しく調べる」
「正しくまとめる」
「正しく考える」
を指導しています。
そしてこの結果は、
「思考・判断・表現」が
重要視される
推薦入試で
ほぼ全員合格という
形で表れています。

