先日合格発表があった高専に、今年も当スクールから生徒が進学することになりました。
毎年入学して授業が始まるや否や生徒から「マジでヤバい」という声を耳にします。
そりゃそうですよ。物理でいきなり三角比やるんですから。本来は数学で習ってから物理でも使うんですが、そこは高専。普通科の高校とは違うんです。やってなくてもやっちゃうんです。
ということで、高専の合格者には、さっそく高専向けの授業が始まっています。
もう?いつから?と聞かれますが、一番早い生徒は合格発表のあったその日から、三角比を勉強しています。
合格した嬉しさはどこへやら。やり始めて1時間後には、すっかり顔が引きつっていました。
これが学研CAIスクールの考え方です。
入試は、高校や高専が「ウチの学校の授業についていける生徒を選抜する」ためのもの。
入った後のことを考えて「授業についていくための勉強の仕方を身に着ける」というのが、私どものやり方です。
この生徒、物理は「斜方投射」を終えて、「剛体のつり合い」に入っていきました(写真は新型コロナウィルス対策に伴う休校前に撮影したものです)。
学研CAIスクールの生徒は、早くも高専の授業への準備ができてきたようですよ。
まあ、元エンジニアの塾長としては、まだまだ鍛えてあげるんですけどね。