模擬テストの結果が返ってきました。今年も200点満点の模擬テストで150点越えが続出です(御三家といわれる高校を目標とする生徒の一つの目安ですね)。
しかし学研CAIスクール富山本部校は点数を求めていません。
合格判定も合格判定としては見ていません。
これは入試の真の目的を考えると、きわめて簡単です。
入試とは「その学校の授業についていけるだけの学力と勉強の仕方を身につけているか」を調査するものです。そのうえで授業についていける生徒を選抜するというが本当の入試の姿です(そもそも正式名称が「入学者選抜」ですから)。
私どもは10年以上前から「点数とは理解度を表したものである」という言い方をしています。
80点なら理解度は80%、20点なら20%しか理解していない、というように説明しています(私どもがこの考えをSNSで打ち出すようになってから、他の学習塾さんが同じようなことをうたいだしたのは、この考えのパイオニアとして実にうれしいことです)。
ですから、求めるものも点数ではなく「どれだけ正しく理解したか」になります。
合格判定も同じです。合格できるかどうかよりも「あなたが入学した高校で授業についていけるかどうかの判定」と生徒にも保護者にも伝えています。
S判定なら問題なく授業についていけるという判定ですし、Eランクならほぼ100%ついていけないという判定ですということです。
ですから、求めるものは「その学校の授業についていけるだけの学力と勉強の仕方を身につけること」になります。
おそらく、このような考えの学習塾は全国でも数が少ないと思います。私どもが私どものスクールを「教育塾」と表現しているのはこのためでもあります。
このように学研CAIスクール富山本部校は、子供たちの次のステップのことを考えて、学習指導を行っている教育塾なのです。