学研CAIスクール富山本部校では各学期ごとに
保護者面談をしています。
私どもの保護者面談の特徴は
お母さんだけでなく、
お父さんも
出席されることが多いという点です。
お話を伺っていると、
お父さんとお母さんとの間に
塾に求めるものに違いがあるのが
はっきり見えてきます。
お母さんは、どちらかといえば
点数や進学を重視します。
これに対してお父さんは
勉強の仕方にこだわります。
これは、子供に勉強させる目的が
お父さんとお母さんでは
違うことによると、
私どもでは見ています。
お父さんは勉強の目的を
社会に置いていることが多いです。
どの高校に行けるか、ということよりも
社会に出てきちんと仕事ができるために
社会で必要なことを身に着ける、
という点に重きを置いています。
これに対してお母さんは、
将来の選択肢を広げるためには
できるだけ上のランクの高校に
入ったほうがよい、という見方です。
また進学については
お母さんは県立高校にこだわる傾向が強いですが、
お父さんは私立・県立のこだわりは
あまり持たない傾向があります。
多くの学習塾は合格や点数を重視します。
これはお母さんの目線で
サービスを提供しているためです。
（なぜならば学習塾を決めるのは
お母さんであることが多いからです）
学研CAIスクール富山本部校は、
この視点から見ると、
お母さんの視点と
お父さんの視点の
両方の視点で
学習指導をしています。
多くのお母さんが思うことは事実です。
ランクの高い高校のほうが
将来の選択肢は確実に広がります。
実際に一流企業に勤めて、
十分な給料をもらっている方々の多くは
有名大学を卒業しています。
そういう点では将来のことを考えると
少しでも高いランクの高校を
望むのは良くわかります。
お父さんの思うことも事実です。
有名大学を出たからと言って、
仕事がちゃんとできるとは限りません。
それよりもきちんと
勉強の仕方を身に着けた人は、
どんな学校を出ようが
仕事もきちんとできます。
高校卒の社員のほうが
大学卒の社員より仕事ができる
ということも、よく聞く話です。
（私も何十人も見てきました）
これをお父さん方は会社勤めを通して
見ているわけです。
大事なのは、理想と現実のバランスです。
ランクが上の学校に進学すれば、
将来のチャンスは確実に増えます。
その一方で
子供たちに要求されることのランクも上がります。
その要求されることについていけなければ
残念ながらドロップアウトしてしまうのが
現実です。
学研CAIスクール富山本部校が
勉強の仕方にこだわるのには
そこに理由があるからです。
理想を求めながら、
理想が現実になったときに
要求されることを
確実にできるように
勉強を通してトレーニングする。
これが
学研CAIスクール富山本部校の
一番の特徴なのかもしれません。
