学研CAIスクール富山本部校の生徒は
なにも普通科や探求科学科ばかりではありません。
いわゆる実業系の学科の生徒もいます。
先日その実業系の高校に通う生徒から
「先生、損益分岐点ってどう計算するの?」
という質問がありました。
「でさ、固定費と変動費って、
ちゃんと分けられた?」
「実はそこがよく分かんないんです。」
結局この生徒には、固定費と変動費の
考え方から教えることになりました。
「で、先生、もう一つ聞いていいですか?」
「また簿記の問題か?」
「この問題なんですけど、3molのアンモニアの
原子の数ってどう考えればいいんですか?」
「アボガドロ数って知っているか?」
「聞いたことあるんですが、よく分かんないです」
結局、アボガドロ数とモル数の関係から
教えることになりました。
実はこの生徒、高校入学以来
ずっとトップクラスの成績を
維持していて、
高校側から国公立大学への
推薦の話が出ています。
学研CAIスクール富山本部校では
このような実業系の高校から
国公立を含めた大学に
推薦で進学した生徒が
何人もいます。
これらの生徒の中学生時代に
共通しているのは
必ずしもテストの点数は
良いとは限らなかった、
ということです。
その代わり、勉強の仕方は
しっかり身に着けてから
高校に進学しています。
学研CAIスクール富山本部校では
高校に入ることよりも、
進学した高校で
ちゃんと勉強できる
ということを優先した
学習指導をしています。
まさにそのような子どもたちが
たとえ実業系の学科であっても
ちゃんと頑張った結果、
普通科からでも
入学が難しいといわれる大学に
推薦で入学していくのです。
それも十分すぎるほどの
資格を携えて。
これからの時代、
子供たちに要求されるのは
点数の取り方よりも
まさに勉強の仕方を
身に着けるということでしょう。
なぜなら、
それは、就職するときになって
企業が最も重要視することの
一つになっているからです。
教育は進学や点数のためではなく
社会のために施すもの
学研CAIスクール富山本部校は
子供たちの未来と同時に
社会のために
子供たちへの教育を続けていきます。